2012年12月2日日曜日

八王子がれき焼却 市長への質問その後


前回までの質問に対する回答を受け取り、八王子市長が、自分の説明が論理破綻しようがどうしようが、とにかく問答無用で焼却するんだということしか言わない、上から下りてくる命令に従うだけの、サラリーマン公務員と同じ姿勢であることが、よくわかりました。市民の健康・生命を優先し、言うべきことを言い、やるべきことをやるということが出来ない、自治体の長としてまったく無能な人であることが分かりました。
その直後、ダイアモンドオンラインに、「焼却炉のフィルターをくぐり抜ける放射能拡大する管理な き被曝労働」という記事が載り、目に見える形で、焼却灰がバグフィルターを通過していることが明らかにされたため、以下のような質問を行いました。それに対する回答と併せて掲載します。


八王子市長殿

 バグフィルターの放射性物質除去効果につきまして、以下のようなあらたな事実が明らかになりましたのお知らせするとともに、前回までのバグフィルターによる放射性物質の除去に関する市としての見解の再検討をお願い致します。


Diamondonine 「環境汚染大国ニッポン 焼却炉のフィルターをくぐり抜ける放射能拡大する管理な           き被曝労働(1)」
http://megalodon.jp/2012-1202-0053-05/diamond.jp/articles/-/26833(ウェッブ魚拓)
http://megalodon.jp/2012-1202-0058-07/diamond.jp/articles/-/26833?page=2
http://megalodon.jp/2012-1202-0058-44/diamond.jp/articles/-/26833?page=3
http://megalodon.jp/2012-1202-0059-29/diamond.jp/articles/-/26833?page=4





                                        平成24 年11 月22 日
〇○ 〇○ 様
                                        八王子市長 石森 孝志

いただいたメールの回答について

平成24年10月10日のメールでご指摘をいただきました「790MBq/k㎡という値(東京都測定)」については確認することはできませんでした。(⇐ これに関しては、当方の書き間違いで、790ではなく、790×65=51350MBq/k㎡でした。)

また、同月28日のメールでいただきましたバグフィルターの放射性物質除去効果と市の再検討ですが、本市の戸吹清掃工場でも、バグフィルター設備と煙突の間の煙道に消音器を設置しています。排ガスはバグフィルターのろ布を通った後、反応ろ過集じん装置上部のクリーンルームと誘引通風機を経て消音器に流れていきますが、戸吹清掃工場では手前のクリーンルーム及び誘引通風機内に付着物がないことを確認しており、最終的に外部に排出される煙突の排煙口手前で行っている排ガスの放射能濃度測定結果においても全て不検出となっています。
バグフィルターによる放射性物質の除去効果については、国の見解のとおりで市の方針は変わりありませんが、引き続き排ガスの放射線量の測定を行い、結果をホームページで公表してまいりますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。

《問合せ先》
八王子市 環境部 ごみ減量対策課
八王子市元本郷町三丁目24-1
電話 042-620-7256
FAX 042-626-4506
E-mail b111200@city.hachioji.tokyo.jp


これに対して以下のようにさらに質問をしました。


八王子市長殿

ご回答ありがとうございました。

ご回答中の
「平成24年10月10日のメールでご指摘をいただきました「790MBq/k㎡という値(東京都測定)」については確認することはできませんでした。」

⇒これに関しましては、当方の書き間違いで、790ではなく、790×65=51350MBq/k㎡でした。これは、放射線管理区域に相当する汚染であります。
訂正させて頂きます。

また、戸吹清掃工場で、消音機への付着がないとのことですが、使用時間との関係でなんとも言えないことではないでしょうか?点検清掃が必要になるまで長時間使用した後でも、付着が無いということなのでしょうか?

排ガスの放射能濃度測定結果においても全て不検出とのことですが、濃度測定の方法、検出限界はどのようになっているのでしょうか?

引き続き排ガスの放射線量の測定をするとのことですが、線量ではなく、「放射性物質濃度×排出ガス体積」を測定しなければ意味がありません。薄めて燃やせば濃度はいくらでも低くなりますが、排出される放射性物質量に変化はありません。セシウム137であれば、放射線がほとんど消えるまで300年を要します。焼却したがれきに含まれる放射性物質総量は、必ず放出され一定の範囲に降下します。まして、ガスや大気の線量を測って安全を論ずるなどということは、論外です。

以上、ご見解をよろしくお願い申し上げます。

                                       平成24年12月1日





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